先日、第14回サロンコンサートが無事に終了しました。
例年だと5〜6月頃に開催していたコンサートですが、
今年は静岡県マンドリンフェスティバルが予定されているため、
ずっと前倒しの3月開催となりました。
お越し下さった皆さま、ありがとうございました。
今年は桜の開花が例年より早く、
静岡は暖かい日が続いていたのですが、
コンサートの日だけ冬に逆戻り。
桜もビックリの冷たい雨の一日でした。
でも、思っていたより多くのお客さまが来場され、
会場も熱気に包まれ、
そこだけは熱い一日となりました。
そもそも“よりよい合奏のために個々のスキルを磨く”
というのがサロンコンサートの大義名分で、
全ては秋の定期演奏会に向けてのステップと考えています。
無料のコンサートでマンドリン音楽を身近に感じて頂き、
愛好会の取り組みを知って頂きたいと願って開いています。
実は私は第1回からずっとエントリーを続けている一人です。
スタート当初の何回かは、
一緒に出演していたカルテットのメンバーと
実行委員を務める等の経験も重ねました。
愛好会の行事として位置づけられていたものの、
初めの数年は団内の関心も薄く、
有志の数も少なくて運営は大変でした。
出演者を団の内外からかき集めました。
観客動員にも苦労しました。
団員でも聴きに来てくれない人が多かった時代でした。
第5回目の時に、
「団内の関心をもっと集めよう」ということになり、
“基本的に全員参加”としてみました。
運営や聴衆としての参加も含め、
ソロやアンサンブルにエントリ−しない団員で
一つのアンサンブルチームを結成し演奏する…
そんな取り組みを行いました。
それ以降の開催では
実行委員の顔ぶれも徐々に替わっていき、
集客にも一段と力を入れるようになり、
次第に団内で盛り上がるようになってきました。
若い団員が一気に増えた時は、
同学年同士のアンサンブルのエントリーがありました。
ご当地アンサンブルが流行った年は、
団内で居住地域ごとにチームが出来ました。
年齢別で団を二つに分け、
若い人のグループと年長グループで競い合った(?)
…という年もありました。
コンサート終了後の打ち上げの席で、
来年の構想が生まれる傾向も増えています。
一番気分が盛り上がっている時に、
勢いで結成してしまうのです。
でも大抵は翌年ちゃんと実現させています。
素晴らしいと思います。
ここのところ、若い団員が大勢参加してくれています。
また、年々パフォーマンスのクォリティが上がっていると思います。
立ち上げの頃から関わっていた身としては、
本当に嬉しい限りです。
来年の開催時期はまだ決まっていませんが、
初参加の団員から「また参加したい!」
という声が聞こえてきました。
来年も盛り上がれそうな予感がしています。
静岡県マンドリンフェスティバル
2018年5月13日(日)13:00開場/13:30開演
グランシップ中ホール
入場料:500円(中学生以下無料)
第44回定期演奏会〜マンドリンの夕べ〜
2018年11月24日(土)18:30開演予定
静岡音楽館AOI 8階 ホール
入場料:一般1,000円/学生500円