2018年09月03日

JSYMO裏話

こんにちは、Kimmyです。

前回のテーマとして取り上げた、
ジャパン・スーパーユース・マンドリンオーケストラ。
プロジェクトの第1回目を、
先月、無事に開催することができました。

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素晴らしい講師陣のお力と受講生の頑張り、
終始温かく見守って下さった聴講生、
コンサートにご来場下さったお客さま方、
ご支援を賜った篤志の方々のおかげさまで、
セミナーとコンサートのクォリティが、
想像以上に高いものになったと感じています。
本当にありがとうございました。

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事務局は、終了直後から決算の準備・参加者アンケートの集計、
諸々の反省材料の整理等、手分けして取り組んでいます。
第2回の開催も既に決定していますので、
それに向けて新たに動き始めているところでもあります。

初回であった今回は、
わからないことや知らないことが多すぎて、
暗闇を手探りで歩くような感じでした。
そのため、至らなかったことは数々あったと思います。
ひたすらお詫びするしかありません。
まことに申し訳なく存じます。

一番苦慮したことは、経済的な面でした。
文字通りゼロからの出発でしたから、
予算を組んで色々と検討を重ねつつ、
また、できる限りの節約を心掛けつつ、取り組んできました。
受講年齢層がユース世代であることを考慮し、
受講料を極力安価に…という縛りが特に難しかったです。

受講生と聴講生のアンケートを見ると、
受講料(聴講料)に対しては「妥当」と回答して下さった方が多かったです。
中には「安い」という意見も複数あり、有難く拝見いたしました。

今回、受講料及び聴講料を極力低く抑えられた背景には、
講師陣のご理解が大きかったことが一番に挙げられます。
プロの演奏家の方々であるにも関わらず、
予算の段階から十分な講師料のお支払いを見込めない状態で、
プロジェクトへの参加を快くご了承頂いておりました。
実際の稼働日は本番の3日間だけではありませんでした。
むしろそこに至るまでの水面下の準備段階の方が大変だったくらいです。
講師の方々には、本当に心苦しい限りです。

でも、個人的な考えですが、ここには矛盾が生じているように思い、
いずれは改善していくべきであると感じています。

と言いますのも、
そもそもこのプロジェクトの理念には、
“将来的にこの分野の専門家を排出する”
という狙いが含まれています。
つまりはプロを育てるという方向性を持っている訳です。

受講生たちが、いずれこの分野で仕事をしてお金を稼ぐ可能性があるのであれば、
「プロの指導には十分な対価を支払って存分に吸収しよう」
という考え方をするのが妥当かな、と思うのです。
プロの価値を「お金」という尺度で高めることは、
ゆくゆくは、そこを目指しているその人にも返ってくることだと思います。

更に、プロジェクト実施に向けて様々なステップを踏んできた中で、
楽譜の購入という問題も経済面では少なからぬ影響がありました。

「楽譜は買うもの」という考え方です。
講師陣から示されたこの考え方は、
著作権のことを踏まえ、現状から今後を見据えたものです。
当たり前のようにコピーして使い回していた時代から、
私たちはもう卒業しないといけないと思います。
これからのスタンダードとして定着に協力するのは、
JSYMOの務めであると考えました。

ただ、ユース世代に経済的な余裕が中々ないのは理解できます。
ましてや学生さんだったら尚更です。
いくら静岡が日本の真ん中…と言っても、
たとえば千葉や山口辺りから3日間通って来られるはずもなく、
交通費がそれなりにかかり、当然宿泊が伴います。
食事代もかかります。
極力安価に抑えた受講料(聴講料)と言ってみても、
お財布から出すのは厳しかったことでしょう。

受講生の経済的負担を少しでも助け、
クォリティの高い指導に対して十分な対価をお支払いし、
多くの人がマンドリン属・ギター・コントラバスの奏でる音楽に触れ、
その素晴らしさを共有できる理想的な環境を整えるための資金。
どうにか工夫して集めたいものだと思うのです。
今後の大きな課題だと思っています。

クラウドファンディングの構想も検討の素材として挙がっているのですが、
まだ具体的な一歩を踏み出すには至っておりません。
その方面についての知識も足りず、勇気もありません。
まずはもっと情報を集めないと…というところです。

コンサートの打ち上げで、
「お金は出します」「大人はお金を使いましょう」
と発言された方がいらして、とても勇気づけられました。
地道に探っていけば、
資金を出してくれる人も、集める方法も見つかるかもしれません。

将来のマンドリン音楽世界の環境の改善を目指し、
JSYMOプロジェクトを通して何かできることがないか、
アマチュアマンドリン合奏団のレベルで探って行けると良いと思っています。

ちなみに今回のプロジェクトの実施に際し、
我が静岡マンドリン愛好会からの惜しみない人的・経済的協力は、
大変に力強く、とても有難かったです。

私はどちらの立場にも身を置く人間で、
どんな風に言ったらいいのか悩みますが、
いずれにしても感謝の気持ちでいっぱいです。

JSYMOプロジェクトが今後一層軌道に乗ると良いと思います。
アマチュアのマンドリン合奏団が夢を持って活動していける時代の創造に向け、
この世界に関わる大人の一人として何かできることはないか、考えていきませんか?

とりあえず私としては、乗りかかった船である事務局の業務と、
身近なゴールである愛好会の定演、頑張ろうと思っています。



第44回定期演奏会〜マンドリンの夕べ〜
2018年11月24日(土)
開場17:45/開演18:30
静岡音楽館AOI 8階 ホール
入場料:一般1,000円/学生500円


第2回ジャパン・スーパーユース・マンドリンオーケストラ
プロジェクト開催決定!
2019.8.16(金)〜18(日)
開催場所:静岡市内(予定)
最終日コンサート会場:しずぎんホール『ユーフォニア』
posted by かんぢちょ at 23:05| Comment(0) | 日記
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